「問い」筆者は、電話でものを恃むことについてどのように考えているか。
1. たいした内容の依頼でなければ、失礼ではない。
2. 目上の人に恃む場合には、失礼である。
3. 互いに负担が少ないのだから、失礼ではない
4. やむをえない場合もあるが、失礼である。
筆者(ひっしゃ)の考えは?
解説
上の例では、「そんなに失礼なことであろうか」「それではなんのために電話があるのかわからない」というぶんから、筆者が電話の利用(りよう)に肯定的(こうれいてき)であることがわかります。また、重大(じゅうだい)な用件(ようけん)(=結婚式の仲人)で、目上の人(=大学者)に依頼いた場合を例に挙(あ)げ、電話の利点(りてん)を述(の)べているのですから、相手や依頼内容に関係なく、電話でいいと考えていることが読み取れます。このように、文章(ぶんしょう)の中にはっきりと書かれていない場合、文章全体(ぜんたい)の流(なが)れや文末(ぶんまつ)、副詞(ふくし)などから筆者の意図(いと)を読み取る必要があります。いくつか例を挙げてみましょう。
電話がいいと思っている場合:電話での依頼はそんなに失礼だろうか。/電話では失礼だなどと言う人が、いまどきいるのだろうか。/電話の利点を生(い)かさない手はない。
電話がよくないと思っている場合:電話なんかでものを頼んでくる人がいる。/人にものを頼むのに電話で済まそうなんて。/頼みごとを電話でするとは。
電話はよくないが、仕方がないと思っている場合:電話でお願いせざるをえないこともある。/時間の関係で、やむをえず電話でお願いした。/電話で済(す)ませてしまった。
正解:3
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